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  知的障害を持った子供たちにはじめて出会ったのは5年前。度々手伝いに行くようになったある日、衝撃的な出会いがありました。その時「お絵かき」の活動を何気なく目にし、一人の重い自閉症の子が描いている絵に目を奪われたのです。彼は何のお手本も見ず、過去に見た、ある商業デザインの記憶を頼りに描いていたのです。が、それが本当に精密な模写で、私には決して 真似のできない驚くほどのクオリティだったのです。

 

 以来、「知的障害児の芸術」に関心を持ち、障害を持つ子どもたちと一緒にお絵かきの活動をするようになりました。しかし言葉も思うように話せない、手足も思うように動かせない子供たちとの共同作業は大変で、クレヨンを折る、投げる、食べる、色鉛筆で紙を刺し続ける子、ある子は筆を持たせても自分の手や服に描き、職員の方が慌てて止めに入ることもありました。でも辛抱強く繰り返すことで、彼らが持つエネルギーを紙の上に表現できるようになっていったのです。

 

 今年に入り、増えゆく子供たちの作品を眺めていくうちに、この「知的障害児のアート」を確立したいと思い「Disabled Arts (ディセーブドルアーツ)」と名づけました。これは障害児のことを英語で Disabled Children(ディセーブルドチルドレン)と呼ぶことに由来します。この知的障害児たちの作品は、芸術の世界に1ジャンルを確立できると私は確信しています。この"Disabled Arts"の世界をぜひ広く皆様にも知っていただきたいと、このたびホームページを立ち上げる運びとなりました。

 

 3年かけて450枚以上集めた障害児たちの作品の中から彼らの絵の力を損なわない範囲で、私が仕上げに手を加えさせていただきました。 クレヨン、色鉛筆、墨などで表現された障害児たちの感性の世界をぜひご覧ください。